レストランぎゅう丸
2025年03月28日


知らない人はいないハンバーグ&ステーキ『ぎゅう丸』
嬉野本店、大村店、長崎ココウォーク店他、大分や福岡など九州を中心に国外はベトナムにまで展開。根強いファンを獲得しているハンバーグ&ステーキ「ぎゅう丸」。その始まりは嬉野本店からである。創業は昭和56年。「ぎゅう丸」といえば世代問わず人気の「手仕事ハンバーグ」が有名だ。ナイフを入れれば溢れ出す肉汁と口の中で噛まずともホロホロと崩れる程の肉の柔らかさ、そして口いっぱいに広がる旨味。このハンバーグを作り上げるのに日々研究に研究を重ねてきたという。又、セットメニューやサイドメニューに並ぶ「コーンスープのパイ包み」は県外からもこれを目的に来られる程、リピーターさんが多い。そして何と言ってもお店全体の雰囲気の良さが印象的だ。日本の接客は世界的に見てもレベルが高い事で知られているが、ぎゅう丸の接客は実に気持ちが良い。先回りの気遣いから、お子様連れのお客様への気配り、親しみやすい距離感などぬかりがない。伺うと、特別に接客の指導に力を入れているわけではないが、率先したアイディア提案や長年勤めてくれるスタッフが多いのだと言う。


又、創業当時は社長自ら調理場に立っていたが、現在はその拘りや想いを正確に受け継いで調理に携わり続けてくれているスタッフもいる。「こういうスタッフに恵まれるからこそ、長年のリピーターが離れる事なく、増え続けてくれるお店の強さなのかもしれない。」と答えてくれたのはマネージャーを務める高川さん。土日祝日問わず、連日驚く程お店の前の駐車場は車でいっぱいだ。11時のランチタイムスタートから途絶える事がまずない。オリジナリティを守る為、自社キッチンを近くに持ち、ハンバーグソースからドレッシングまで全商品自家製という拘り。一番人気のオニオンソースは玉葱の繊維たっぷりの中にしっかりとニンニクを効かせ油っぽさを中和してくれる。ハンバーグ単体だけでも十分すぎる程美味しいが、ソースが絡む事でまた違った味変が楽しめるのは得した気分だ。存分にセットメニューを楽しんだ後お会計に進むと、レジ先には先程食べた自家製のドレッシングとお持ち帰りできるスイートポテトのお土産も販売してある。買わないわけがない。
ボリューミーで食べ応えある映えスイートポテトをお土産に頂いて喜ばない人はいないだろう。味も素材の甘みが活かされており、甘ったるくならないのでこのボリュームでもペロリと1つ食べきれてしまった。お腹も心もはち切れんばかりの大満足の「ぎゅう丸」。心を奪われない人はまずいない。

