嬉野交流センター
2025年03月28日


嬉野温泉商店街協同組合が運営する「嬉野交流センター」は嬉野温泉商店街の中心に位置し、観光案内所的な役割を担っている。その為、店内入口には観光スポットや街を楽しめる場所などを紹介する資料も数多く取り揃えている。店内にはうれしの茶や嬉野の銘菓、各窯元の肥前吉田焼(副千製陶所、江口製陶所、副武製陶所、新日本製陶所)、小城羊羹や湯上がりサイダーなど佐賀県内の土産品、子供や大人にも人気のオススメ絵本などをセレクトして並べている他、嬉野のイベントチケット(一部)や温泉チケットも販売している。又、観光客だけではなく地元の方の利用も多い。スタッフがセレクトして仕入れる商品やハンドメイドスペースも設け、地元作家さんの委託スペースとして提供している。


現在は約30商品が並んでおり、日用品や雑貨など商品の幅も広い。又イベントスペースとしても今後数多くのイベントを企画予定している。地域の方が気軽に参加できアイディアを出し合い、人と人の繋がりと交流が増え、皆が楽しみながら盛り上がっていけたらと話してくれたのは店長の飯田さん。「和ちゃん」の愛称で皆から親しまれ、地元ケーブルテレビにも出演しコーナーを担当、嬉野の今を交流センターからリアルタイムで伝えている。明るいキャラクターで迎えてくれる人柄は、お店の雰囲気をパッと明るくしてくれるだけでなく、その場にいる人と人を繋げる。その場にいた皆の笑顔が自然と溢れる空間だ。
筆者自身も嬉野にやってきたばかりの頃心救われた事がある。買いたいものが必ず見つかるお店である事は間違いないが、何かに困ったり、誰かと話したくなったり、心が少し曇ってしまう日も、ここに足を踏み入れれば、晴れやかに照らしてくれる人達がいる事を忘れないでほしい。

